横浜駅を起点に走る相模鉄道、その終点、海老名駅のひとつ前の駅「かしわ台駅」はとあることで日本一と
して知られます。
車両基地のある駅としても知られるこのかしわ台駅、かつて相鉄線で活躍した車両がそのまま残っていると
いうことでそれだけで鉄道好きにはたまらないわけで。
観察に行こうとかしわ台駅到着!
改札に向かい駅を出ると、駅を出ると、駅を出ると…って、出ない!
ホームから出口までが遠い!!
西口に比べ何かもの悲しさのある東口を進む
進んでも、進んでも通路。風景も寂しくなっていきます。
改札にたどり着くまで、かなり歩きましたが、それもそのはず、東口はホームから改札までの距離が
日本一なのだそうです。
なんとその距離、約400m(表記有)
その長さは、途中に休憩所と思しき庭園が存在する程で、駅構内を歩いているはずが、電車に乗って
いたのは遠い過去の様な錯覚を起こす不思議な空間です。
やっとゴールが見えた!なぜだか感動の瞬間です。
小旅行の果てにたどり着いた改札。
そして車両センターは、これまた想像以上の品ぞろえ。
たくさん歩いた甲斐のある、なんとも感慨深い体験でした。
駅舎内はウッド調でこざっぱり!素敵です。
ホームから改札までに庭園が存在する不思議な風景。ベンチもあります。
見過ごしてしまいますが、400mって…ちなみに西口は100mです。
公道から見える静態保存された旧車両。展示されているかのよう。
車両センターへは、西口から向かった方が圧倒的に近いことをお伝えしておきます。
<ひとくちMEMO>
なぜこれほどにホームから離れた駅舎が存在しているのか。
かつてこの場所には「大塚本町」という駅があったそうです。
その移転に際し、新たな駅の一部としてこの駅舎を取り入れたのが「かしわ台駅」だったそう。
基地に静態保存された車両と、駅舎すら保存された「かしわ台駅」一度訪れてみてください。
つい先日、100周年を迎えた相鉄グループ。ラッピング車両が用意され、構内では歴史が語られています。
かしわ台駅東口の物語もこの通り。