神奈川県の水がめにあたる「宮ケ瀬ダム」があることで有名な愛川町。
人口5万人にも満たないこの小さな町で年に一度、町をあげての盛り上がりを見せる秋祭りがあります。
それが、10月22日に開催される「愛川町ふるさとまつり」です。
愛川町の魅力がふんだんに詰まったお祭りなので、万人におすすめですよ。
今年のふるさと祭りのポスターです
「愛川町ふるさとまつり」は、愛川町の産業や文化を広く紹介することが目的のお祭り。
そのため、お祭りの催しで主役を張るのは地元の名産や特産です。
模擬店には「たまご」や「地酒」などが並ぶほか、今や珍しい「座敷箒(ほうき)」や「和紙」など
伝統的な特産品も出品されます。
メインは22日で、大道芸やよしもと芸人トークショーや子どもたちが喜びそうなミニSLやセグウェイの乗車体験
もあります。21日の土曜日には文化展・囲碁大会が。役場庁舎裏広場とかえで広場では、県央愛川農協による
「ふれあいJAまつり」が開催されますよ。※ポスターより
地元の名産、県下一の生産量も誇る新鮮なたまご
また、愛川町は、戦国時代に武田氏と北条氏が争った古戦場跡があります。
その縁で、お祭りでは甲冑寸劇と武者行列、鉄砲隊演武も行われます。
なかでも勇ましいほら貝の音と共に行われる武者行列は、甲冑の存在感もあってかなりの大迫力です。
歴史が好きな人は見ておいて損はないでしょう。
<ひとくちMEMO>
愛川町の伝統的な工芸品である「座敷箒」ですが、今や生産しているお店はほとんど残っていないそうです。
掃除機と違って掃除で音が出ず、水にも強いなどメリットも多いので、この機会に座敷箒に注目してみては
いかがでしょうか?
おしゃれで便利な座敷箒がありますよ。こちらのホームページをオススメします
<関連リンク>
中津箒の市民蔵常右衛門