【教育方針】
○キリスト教教育
イエス・キリストの愛の教えを土台とするのがキリスト教教育です。
全ての子どもがその持てる能力の如何に関らず、神様の宝としてこの世に生まれてきていることを保育者がしっかりと自覚し、あるがままの子どもを受け入れ、その心を抱きとめることによって、保護者と子ども、子ども同士の心地よい関係を築いていくことが、キリスト教教育の理念です。
幼稚園で十分愛されていると感じた子どもたちは、必ず人を愛する人間に育っていきます。
○一人ひとりを大切に
人は皆、違ったたまもの(能力)を与えられて生まれてきています。「みんな違ってみんな良い」(金子みすゞ)のです。
ですから、能力の質や量で子どもを判断することはありません。
30人中の1/30のぼくや、わたしではなく、どんなに小さくとも、弱くとも、1/1のぼく、わたしを丸々認めてあげられる保育を目指しています。
ひとりも見過ごされることのない保育、一人ひとりが主役となる保育、違いを認める保育をしたいという伊勢原幼稚園の保育姿勢を形にすると、少人数が望ましいです。
○豊かな心を育てる保育
3才、4才、5才の時にしか出来ない保育、3才、4才、5才の時にしなければならない保育があります。
それは知育ではなく、感性を豊かにする保育です。7才までは夢の中と言われる子どもたちは、知識ではなく、感性、感覚の中で生きています。
ですから「知ることは感ずることの半分も重要ではない」(レイチェル・カーソン)のです。
目に見えるもの、心に響く音を美しいと感ずる心、目に見えない人の心の優しさ、いとおしさ、喜びや悲しみ、痛みを感ずる心を育てる保育が感性を育てるということで、幼稚園時代にこそ、なされなければなりません。
これが十分になされていれば、時を得て必ず知識を求める芽がしっかりと成長していきます。
伊勢原幼稚園についてもっと詳しく見る<<